なんといっても大きな特徴は、手入れの行き届いた広い緑の園庭と周りの木々。鳥たちもたくさん飛んできます。おたまじゃくしもたくさん見つかります。
園庭は青々したきれいな芝生。みんな裸足で走りまわっています。またそこには世界的な彫刻家、安田侃氏の大理石のオブジェがあります。登ったり滑ったり、時には磨いたり。楽しいことがいっぱいあります。
春には園内の林の中に筍が出てきます。秋にはサツマイモを掘ったり、みかん狩りもできます。収穫したものは煮たり焼いたり、おいしくいただきます。生き物を育てること、土に触れること……。四季の移ろいを体で感じることができる、恵まれた自然環境はいろいろなことを教えてくれます。
設立者は講談社第4代社長、野間省一。昭和23年5月、野間家の敷地、建物の一部を使って、野間自由幼稚園は産声を上げました。以来、サポートは講談社です。だから本がいっぱい!読み聞かせも得意技!話すこと、聞くことが楽しみながら自然と身についていきます。
平成15年2月に、世界的建築家安藤忠雄氏の設計の園舎が完成しました。カーブを描いた屋根、内側はもちろん、外壁もすべて天然木。シャープでありながらどこか温かみを感じる、モダンな園舎にはいつも子どもたちの大きな声が響き渡っています。
行事がたくさんあるのも特徴です。春と秋にそれぞれ遠足があり、家庭の愛情たっぷりのお弁当を食べて一日楽しく遊びます。
夏にはたくさんの人が遊びに来る「夏の夕べ」。お父さん、お母さん達には、焼きそばやカキ氷のお店を出したり、ゲームコーナーを作ってもらったり、たくさん協力してもらっています。秋の「親子運動会」も種目ごとの準備や進行もお手伝いいただいています。
ご家族の方がお仕事をしていたり急な用事で、保育終了にお迎えにこれない場合には18時までの預かり保育「パンダ教室」をご利用ください。
年中になりますと英語のカリキュラムが始まります。また、年長からは外国人による英語教室と専門家による剣道が始まります。英語は教え込むというより、まず英語に慣れ、親しむのが主眼です。剣道はサポートしている講談社の社技とも言うべきスポーツで、武道の精神、日本の良き伝統から礼儀や作法というものに触れていきます。
また、課外カリキュラムとして、それぞれ専門家の指導の下、体操、サッカーの教室も開かれています。卒園生も参加しています。